◎京育って? 

 京都の子どもたちに「本当の京都の食文化や伝統」を知ってもらうために企画しました!地元に住む子どもたちは、実際の京都の食文化を知らないのではないかと考え、錦市場での対面販売やスーパーの食材との食べ比べを通して違いを体感してもらいたいと考えました。そして「京育」という企画が実現しました。

◎準備段階

 まず、「京育というイベントを知ってもらいたい」と考え、京都市内の小学校にいき、登下校時に小学生にビラ配りをしました。それから錦市場内にもポスターを掲示してもらったり、ラジオで情報を流したり、京都新聞にも掲載してもらいました。7月に入ってからは毎日のように錦市場に通い、どうしたら小学生に楽しんでもらえる企画が作れるか考える日々でした。実際に錦市場でフィールドワークをしたり、中央市場に取材に行きました 

 

◎企画の内容とその目的

  

・お買いものゲーム

  錦市場にある、珍しい名前の食材を1班1品指定し、グループで協力してお買いものしてくる というゲームです!

 ここでは「過程で対面販売の良さの体験」、「錦市場でしか出来ない体験」をしてもらうことを目的に行いました。

 錦市場の方たちのご協力により、鰹節削り・生きたドジョウに触れるという体験も行うことができました!

A班:糸瓜

B班:ごり

C班:よろいかれい

D班:ずいき

 

・備長マグロの解体ショー

  錦市場の職人による備長マグロの解体を見学

・小イワシの手さばき体験

  小学生によって自分たちで魚をさばくことを経験する

 この2つの体験では、自分たちが普段食べている魚が元はどんな状態でどういう過程を経て切り身になり、自分たちのもとへ届いているのかを知る体験ができます。小イワシではその後、自らが手さばきすることで食への関心を高める目的もあります。

 マグロの解体ショーでは、子供たちは皆興味津々で見入っていた様子でした!小イワシでも皆熱心になって取り組んでいました!

 

・食べ比べゲーム

  スーパー等の格安品と錦市場の食材、関西と関東の違いの分かる食材を食べ比べ、どちらが錦市場の食材かを当てるゲームです!

 ここでの目的は、「普段食べているスーパーの食材・関西と関東の味の違いを舌で感じて体感してもらう」という点にあります。子供たちは味の違いを実感したようで大成功でした!

◎当日のスケジュールと様子

2011年8月19日(金)

 

1000 開会式

 

1030 お買いものゲームスタート!

 

1200 お買いものゲーム終了

 

1330 解体ショー

 

1500 食べ比べ

 

1600 終了

◎成果

 イベントを通して小学生は常に笑顔で錦市場の食材の多くに興味や関心を持っていて、錦市場を訪れたことのある小学生でもかなり楽しめたようだった。特にビンチョウマグロの解体ショーの迫力は圧巻で、子どもたちは感嘆の声を発し、解体されていく様子に見入っていた。また、その後の試食での子どもたちの美味しそうな顔は忘れられない。このイベントは錦市場の様々な店舗や人々から理解を得て、協力してもらうことにより実現し、錦市場の素晴らしさを肌で感じてもらうことが出来た。今回参加してくれた人数はごく少数だが、最後の2つの質問の回答から分かるように、イベントを通して錦市場に対する意識を変えてもらい、今後も錦市場に足を運んでもらうことが出来たならこのイベントは成功と言えると考える。また、そういった人が1人でも多くなるように私たちはこれからも活動を続けていきたいと考えている。